映画「決戦は日曜日」の感想。ストレスを抱える人への応援メッセージ満載。しがらみなんてくそくらえだ!自分軸で生きよう!(ネタバレ有)(★3.9)

マインド

映画「決戦は日曜日」。

予告編を見るとポリティカルコメディですが、

ストレスを抱える社会人に切実なメッセージを発信する良作です!

「決戦は日曜日」本予告

映画「決戦は日曜日」はこんな方におススメ
  • しがらみが多すぎて、身動きがとれない、がんじがらめ
  • 他人の顔色ばかり窺って、疲れてしまう
  • 周りの意見に流されて、疲れてしまう

こんな方は是非「決戦は日曜日」を見てほしいです!絶対に共感や気付きがあると思います。

結論から先に言えば、この映画のメッセージは2つ!

映画「決戦は日曜日」のメッセージ
  • 他人軸で生きると、病んでしまう
  • 自分軸で生きろ

では、さっそくあらすじ含め、紹介していきましょう!

映画「決戦は日曜日」のあらすじ

「事なかれ主義の議員秘書」と「ド素人二世候補」が織りなすポリティカルコメディです。

議員秘書の谷口を「窪田正孝」、

ド素人二世候補のゆみを「宮沢りえ」

が好演しています。

現代を生きるすべての人に贈るポリティカルコメディ誕生

とある地方都市。

谷村勉はこの地に強い地盤を持ち当選を続ける衆議院議員・川島昌平の私設秘書。秘書として経験も積み中堅となり、仕事に特別熱い思いはないが暮らしていくには満足な仕事と思っていた。

ところがある日、川島が病に倒れてしまう。そんなタイミングで衆議院が解散。後継候補として白羽の矢が立ったのは、川島の娘・有美。谷村は有美の補佐役として業務にあたることになったが、自由奔放世間知らず、だけど謎の熱意だけはある有美に振り回される日々…

でもまあ、父・川島の地盤は盤石。よほどのことがない限り当選は確実…だったのだが、政界に蔓延る古くからの慣習に納得できない有美はある行動を起こす――それは選挙に落ちること!

前代未聞の選挙戦の行方は?

公式HPから引用
映画『決戦は日曜日』オフィシャルサイト
絶賛公開中!|窪田正孝主演 × 宮沢りえ 初共演!事なかれ主義の議員秘書と、政界に無知な熱意空回り候補者の選挙活動の行方は――?今を生きるすべての人に贈る笑いとアイロニーに満ちた社会派コメディ!

映画「決戦は日曜日」のメッセージ

映画「決戦は日曜日」は、このように笑いありのポリティカルコメディですが、

それだけにとどまらず、

ストレスを抱える人に2つの応援メッセージを発信しています。

早速紹介していきましょう!

他人軸で生きると、病んでしまう

議員秘書の仕事は超ストレスフル

議員秘書の仕事は「忖度ばかり」の超ストレスフル社会です。

まわりはワガママばかりで、自分の都合だけを話す人ばかり

周囲はこんな人ばかり

  • 世間知らずだが謎の熱意だけある二世議員(上司)
  • あからさまに腹黒な地方議員
  • 癖の強すぎる後援会 などなど

そんな関係者に「頭を下げる」毎日

自分の気持ちや社会のためなど、どうでもいい

関係者みんなが納得するための理屈をこねくり回して、

調整、調整、調整・・・・・

観ていると「あぁ、こんな仕事、絶対いやだ!!!」と思います

(でも自分の仕事もちょっと似ているかも・・・結構、日本の社会ってストレスフルなんだなとも気付きます)

ストレスが心身の健康を蝕む

そんなストレスフル社会で生きる議員秘書の谷口。

ある日、職場の人の指摘で

コーヒーメーカーが壊れていて、毎日飲んでいたコーヒーが「ドブみたいな味」だったことを知ります。

谷口は、ドブみたいな味のコーヒーを、おかしいと感じることなく、飲み続けていたことに気付くのです

確かに心の余裕がないと、コーヒーの味を楽しむ余裕すらなくなるかも・・・

一方、自由奔放にやってきた二世候補のゆみもストレスを抱え始めます。

  • やることなすこと、すべて否定される
  • 「社会的におかしい」ことも、「そういうものですから」と一蹴
  • 政治の世界の常識を振りかざされ、自分だけが孤立
  • 決意の末に不正を暴こうとするも、それすら出来ない状況に

しがらみの中で、がんじがらめになり、身動きが取れなくなるゆみ

次第に顔色が悪くなり、心身に異変が出始めます。。

わたしの気付き

確かに「昨日まで元気だったのに」っていう人が鬱になるケースがある・・

好きだった芸能人が自殺してショック・・

確かに最近、こういうニュース多いですよね

周りから見えないけれど、他人はしがらみのなかで、大きすぎるストレスを抱えているんですね。

周りからは見えなくても、

せめて自分だけでもそのストレスに気付いてあげたいなと思いました

でも、社会ってそういうものだから・・・やっていけない自分が悪い

そんなこと絶対ありません。

社会がどうこうとか関係ない。きついものは、きついんです。

少しでも自分を甘やかしましょう。きついときは逃げましょう、休みましょう。

自分軸で生きろ

常識って何だ?

谷口は、ゆみの異変に気付き、次第に

  • 常識って、なんなんだ
  • 本当の幸せを蔑ろにしてまで、守る必要があるものなのか
  • 常識って、周囲や社会が思い通りにしたいがために作り出された幻想なのでは

ということを考え始めます。

そこで、常識よりも「自分の意志」が大切なことに気付くのです。

それに気づいた谷口は、ゆみとタッグを組み、

政治の世界の常識ではありえない

「落選」を目指して、動き出します。

SNS炎上、内部告発などなど・・

常識では考えられないような行動を繰り返す二人ですが、

そんな二人の表情は以前よりも活き活きしてみえます。

上手くいかないことが多い。それでもやるしかない

「常識よりも自分の意志・幸せが大切」

その信念を邁進する二人ですが、

やはりしがらみが多く、企てはなかなか上手くいきません。

最後、ゆみは谷口に「結局うまくいかないじゃない!」と文句をいいます

でも谷口は次のように言います

「できるかできないかではないですよ。

私はやると決めました。ゆみさんはどうしますか」

自分の思いどおりに生きることは難しい。

それでも自分軸を貫いていくという、谷口の決意で映画は締めくくられます

わたしの気付き

自分軸にしたがって生きる!

と決めても、やはり上手くいかないことが多いですよね。

  • 世間の常識
  • 他人からの期待
  • (自分の中での)損得勘定

それでも、

「他人軸で生きると幸せになれない」

ことをこの映画が教えてくれました。

少しずつでいい、いきなりは上手くいかない

それでも自分の幸せに誰よりも貪欲に生きていく大事さを学びました

自分の幸せを誰よりも考えられるのは、他の誰でもなく自分だけだよね!

【まとめ】他人軸で生きてしまう人に「決戦は日曜日」をぜひ観てほしい

映画「決戦は日曜日」はストレスを抱える人への応援メッセージ満載です!

それだけでなく、日常をひじょーーに自然に切り出していて、くすっと笑えるところが多い映画です

評価は★3.9、メッセージ性のあるとても良い映画だと思います!

映画「決戦は日曜日」のメッセージ
  • 他人軸で生きると、病んでしまう
  • 自分軸で生きろ

他人軸で生きてしまう、しがらみが多くてストレスフルな方には特におススメなので、是非みてみてください!

映画『決戦は日曜日』オフィシャルサイト
絶賛公開中!|窪田正孝主演 × 宮沢りえ 初共演!事なかれ主義の議員秘書と、政界に無知な熱意空回り候補者の選挙活動の行方は――?今を生きるすべての人に贈る笑いとアイロニーに満ちた社会派コメディ!

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