以前の記事で
『ノートが人生を変える』ことをお伝えしました。
今回の記事では
「なぜノートを書くことで、
人生が変わるのか」
自分なりに考察しました。
ノート術がなぜ大切か
ノート術を使えるようになりたい方に
是非読んでいただけると嬉しいです。
ノートを書けば、「悩みが消える」
「なぜノートで、人生が変わるか」
その答えを
一言で書くならば、私は
次のとおり答えます。
「ノートを書けば、
全ての悩みが解決するから」
これまでも
その直感はありましたが
本
『仕事と勉強にすぐに役立つ
「ノート術」大全』(安田修著)』を読み
その直感は
確信に変わりました。
「悩み」とは「分からない」こと
そもそも
「悩み」とは何でしょうか?
一言でいうならば
悩みとは
「分からないこと」だと考えます。
皆さん
ぜひ自分の生活を
振り返ってみて下さい。
もしその悩みが
どうすればいいか
「分かること」であれば
それがたとえどんなに大きなことでも
ストレスが少ないのではないでしょうか?
なぜなら
自分で
道筋がだいたい想像できるからです。
どんなに大変なことでも
「うん、これくらい頑張れば
目処がつくかな」と
ある程度、予見ができるからです。
一方
「分からないこと」のストレスの大きさは
とーーーっても大きいものです。
たとえどんな些細なことでも
そのストレスの大きさは
計り知れません。
しかも
「分からないこと」は
得てして
「後回し」にしがち。
ゴロゴロと転がる雪玉のように
心のしこりは
加速度的に大きくなります。
そう、つまり
悩みの本質とは
「分からない」
ことだと思うのです。
ノートが持つ「2つの力」
さて、ここまで
・ノートは「悩み」を解決する
・「悩み」の正体は「分からないこと」
とお伝えしました。
これをまとめると
ノートは
『分からない』を
『分かる』に変える
と言えそうです。
もう少し踏み込めば
ノートは
『分からない』に
『突破口』を開ける
と言えるのではないかと
私は思います。
なぜノートに
そんなスゴイことが可能なのか。
それは、なぜなら
ノートが
2つの力を持つからだと思います。
私が考える
「ノートの2つの力」
それは
『細分化』と『選別』です。
細分化
1つ目は
「細分化」の力です。
さきほど悩みの正体は
「分からないこと」とお伝えしました。
その本質は
「漠然」としている
ということです。
漠然としたことに対し
私達は抵抗する術が
ありません。
それはまるで
霧に向かい
一生懸命に剣を振り回すようなもの。
どれだけ振り回しても
モヤが消えないのは
想像に難くありません。
そう
向かい合うべき対象は
常に「具体的」でなければならないのです。
「漠然」を
「具体」に変えるために
必要なこと
それは
「書く」ことです。
漠然とした悩みも
「どうして?」
「どういうこと?」と
何度も何度も書き綴れば、
具体的に
小さく分解されます。
小さなTodoまで落とし込めれば
私達は
悩み解決に向け
行動できるのです。
たとえるならば
まるでビクとも動かなかった巨石を
粉々に砕くことで
小さな石粒にして運ぶ。
そんなイメージでしょうか。
大きな岩は
グーっと押すのでなく
まず容易に運べるくらい
粉々にすることが大切なのです。
選別
2つ目が
「選別」の力です。
おそらく全ての悩みを細分化したら
無数のTodoが生まれます。
けれど
時間は有限です。
全てを実践しようとすれば
十中八九
時間不足に陥ります。
それどころか
些末なことに時間をとられ
大切なことが手つかずになりがちです。
なぜなら
大切なことほど
重い腰を上げるのが大変だからですね。
そこで
私達がまずやるべきことは、
「やらないこと」を決めることです。
「やるべきこと」と
「やらないこと」の選別。
その手助けをしてくれるのが
ノートです。
まずは
Todoの全体像を書き出し
俯瞰してみましょう。
どれがあなたにとって大切ですか?
どれがしなくても別に構わない
(影響が些細なもの)ですか?
私達は全ての石粒を運べません。
あなたが運ぼうとする石粒は
本当に運ぶべきものですか?
運びはじめる前に
まず選別しましょう。
私が実践したい「ノート術」
さて、
ここまで
「ノートが持つ2つの力」を述べてきました。
その力を引き出すために
私は以下のノート術を実践しようと思います。
【月に1度(週に1度だとなお良い)】
- ノートに頭の中にあるタスクを全て書き出す
- タスクごとに期限を決める
- プロジェクトをスケジュール化する
【毎日】
- その日やることを付箋に書き出す
- ハイライトを決める
『仕事と勉強にすぐに役立つ「ノート術」大全』』(安田修著)P170から抜粋
・毎日/毎週やるべきこと
・細分化→選別→スケジューリングの作業イメージが
とても分かりやすく
すぐに実践でき
効果が高そうだなと思いました。
特に
印象的だったのが
「ハイライト」
『仕事と勉強にすぐに役立つ
「ノート術」大全』(安田修著)』の
著者・安田修さんは
本書で次のとおり言われています。
何も考えずに最初に砂を入れて、
『仕事と勉強にすぐに役立つ「ノート術」大全』(安田修著)』(安田修著)P157から抜粋
それから小石を入れると、
大きな石が入らなくなります。
では順序を変えて、
最初に大きな石を入れ、
小さな石を入れて、
それから砂を入れると、
うまくスキマに入り、
全部が収まります。
目からウロコが
ぽろっと落ちました。
同じことをするにも
「何から着手するか」で
パフォーマンスには
雲泥の差が生じるのですね。
大きな石粒から詰め込む
そのイメージで
1日の作業に取り組みます。
ノート術の本質は「コントロール」
まとめに、
「ノート術とは何か」
私の想いを書かせて下さい。
私は
ノート術の本質は
「コントロール」にあると思います。
私達は
とにかく忙しい。
事務作業や雑務・上司からの急な指示・家事…など
自分に割ける時間なんて
ほんの一握りですよね。
ほとんどの時間を
「他人」に
振り回され
追いかけられ…
気づけば
一日・
一週間・
一ヶ月・
一年過ぎていた…
なんてこと、ザラにありますよね。
けれど
1つだけ
忘れてはいけないことがあります。
それは
人間に与えられた時間は
「限りがある」ということです。
いつか
私達の人生には
終わりがあるのです。
そんな限りある人生を
誰かに
振り回され
追いかけられ
いつの間にか終わっていたなんて
あまりにも切なくないですか?
限りある人生を
「あぁ、楽しい」と
心から思える。
そんな人生を送りたいと
心の底から願っています。
そのために
絶対に必要なこと。
それは
「自分で意思を持ち、決める」
ことだと思います。
物事を
自分の望む方へ
「コントロール」する。
もちろん
全てを思うがままに生きることは難しい。
自分ひとりで生きているわけではないですから。
けれど…
いや、だからこそ
「自分の意思」がなければ
この尊い人生が
あっという間に
他人のために
いつの間にか終わってしまう気がするのです。
私はそれがたまらなく
嫌なんですね。
せっかく戴いた人生
思う存分に大切に生きたいのです。
自分のこころを大切に生きる。
人には
その権利があると、
心の底から信じています。
人生を自分のほうへ手繰り寄せる。
その手綱の役割を果たすのが
「ノート」だと思います。
タスク・時間・場所・価値観・夢…
あなたの大切なものは何ですか?
それはどうすれば叶いますか?
今から何をできますか?
何を優先し、何を捨てますか?
ぜひノートに書き込みましょう。
書き込むことから
自分の人生が始まると信じて。
ノートが持つ
無限の力を
最大限引き出し
人生の手綱をしっかり引き寄せ、
自分の人生を切り拓きます。
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