3歳の子どもを育てるうえで大切にしたい、たった1つの意識【共感する】(本『たった一言で印象が劇的に変わる話し方ドリル』の読書感想)

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3歳の子どもを育てるうえで大切にしたい、たった1つの意識【共感する】(本『たった一言で印象が劇的に変わる話し方ドリル』の読書感想)

わたしは、
誰かの敷いた正しいであろうレールを
走りつづけきました。
その結果、
人生に息苦しさを感じました。
 
「子どもにはおなじ苦労はかけたくない」
「自分だけの道を歩める子になってほしい」
 
そう心から願っています。
けれど、そのために、
親としてどう接すればいいか、
わたしには分かりませんでした。
 
 
 
本『話し方ドリル』に出会い、
「リフレクティブリスニング」という話し方を知ったとき、
1つの答えに出会えた衝撃をうけました。

リフレクティブリスニングとは、
「相手の言葉の裏に隠れた気持ちや考え」を
「推察」しながら聴き、
「共感」を言葉にして伝える話し方のこと。

話し手に返す第一声は、「言葉にしていない、話し手の気持ち」です。

『話し方ドリル』(神原智己著)P25から引用

 
なぜ、
この話し方を
「答え」と感じたか。
 
それは、
わたしに、
リフレクティブリスニングがきっかけで、
自分だけの道を歩めるようになった
経験があるからです。
 
 
 
わたしは、
仕事でがんばりすぎ、
心身の健康をこわし、
休職した経験を持ちます。
 
自信をすべて失っていたとき、
ふいに、大好きな祖母の顔が思い浮かび、
会いにいきました。
 
「もう意欲もなにもない」
「自信もまったく残っていない」
 
ぽつりぽつりと、
弱音を吐き出しました。
 
そんなわたしの下手くそな自己開示を、
祖母は、
さえぎることなく、
「うんうん」と聴いてくれました。
 
「本当にがんばったのね、
 がんばりすぎたのね」
 
わたしは、おえつして、泣いてしまいました。
こわばった気持ちが溶けていく感覚。
情けなさでいっぱいだった私は、
それでもがんばってきたことを、
だれかに見てほしかったんだと思います。
 
それ以来、
わたしは、
定期的に祖母をたずね、
下手くそな自己開示をつづけています。
祖母は、いつも、
私の心の奥に隠れた本音を言い当てます。
 
今すこしずつ
自分の人生を歩みはじめているのは、
まちがいなく
祖母との対話がきっかけだと感じています。
 
 
 
共感を示されると、
「そのままの自分でいいんだ」と
安心できます。
 
安心感があれば、
本音をだせます。
 
本音が受け入れられれば、
自分だけの道を歩む、
第一歩につながると思うんです。
 
祖母がしてくれたように、わたしも、
子どもの背中を
そっとやさしく押せる親
でありたいです。
 
 
 
子どもとの対話で意識していることが、
2つあります。
 
 
ひとつは
「いったん受け止める」ということです。
 
子どもが話したことは、
どんなことであれ、
いったん受け止め、
共感を示します。
 
 
ひとつエピソードがあります。
 
先日、おもちゃで遊んでいたときのこと。
わたしがしたことが気に入らなかったのか、
子どもが怒り狂い、
「パパなんていなくなればいい!」
と叫びました。
 
さすがにイラッとし、
人を悲しませる言葉を
つかう子になってほしくないので、
叱ろうとしました。
 
けれど、そこで
「リフレクティブリスニング」が
頭をよぎり、
叱る言葉をグッと飲み込みました。
 
自分の感情をおさえ、
どうしてイラッとしたのか
子どもに聞いてみたのです。
 
聞けば、
「一生懸命につくっていたおもちゃを、
 わたしがこわしてしまった」
とのこと。
 
確かに、
がんばって作ったものを、
勝手にこわされると、
わたしでもイラッとするでしょう。
 
「それはいやだったね、ごめんね」
と伝えました。
 
そのうえで
「でも、いなくなれって言われると、
 パパは悲しかったよ」
と説明しました。
 
その言葉が伝わったのでしょうか。
 
後日、似たようなケースで、
怒り狂う子どもが、
すこし考え、
「パパ、離れたほうがいい!」
と言いました。
 
子どもなりに、反省し、言葉を変えたのでしょう。
 
「離れたほうがいい」という表現がおかしく、
ほほえましい気持ちになりました。
 
一生懸命ことばを考えた子どもに、
「表現を考えてくれたんだね」と伝え、
頭をなでました。
 
 
小さい子どもは、
表現方法が少ないがゆえに、
かんしゃくを起こしたり、
こちらがイラッとする言葉を使ったりします。
 
親も人間だから、
イラッとするし、
人を傷つける子どもにならないよう
叱りたくなります。
 
けれど、
子どもにも、しっかり考えがあります。
ただ、
それを伝える言葉やすべを知らないだけです。
 
だから、まずは
「子どもがどう感じているか」を知り、
寄り添いたいと思います。
しつけをするのは、その共感のあとかな……と思ったりします。
 
 
 
2つ目に意識しているのは
「プロセスを見る」ということです。
 
子どものおこなった
「結果」ではなく
「プロセス」を
言葉にする。
 
 
たとえば、
上手に絵をかいたときには、
絵をほめるのでなく、
工夫した・前より出来るようになったことを、そのまま伝えます。
 
「ものすごく、色をいっぱいつかったね!」
「前より丸を書くのがうまくなったね!」
 
のように。
 
すると、
子どもは「にたぁっ」と笑顔になり、
工夫した点をいろいろ話してくれます。
 
 
実は、このやりとり、
大切なのは、親の力量。
 
「隠されたプロセスをみつける」には、
親の推察力がためされます。
 
「推察力をやしなうには、訓練が必要だ…」
 
そう考えたわが家では、夫婦間で
「スゴイって言うのは禁止」
ルールを設けました。
 
親バカのわたしは、
子どもがなにかするたびに
「スゴイっ!」を連発していました。
 
けれど、白状すると、
何がスゴイかあまり考えていませんでした(けっして悪気はなかったのですが……)
 
また、子どもが、
スゴイと言われることを行動基準にするのも、
いけないなと思いました。
 
子どもには、
他人からの評価より、
自分の成長に目をむけ、生きてほしいのです。
 
そこで、
「スゴイを極力使わない」
ルールを決めました。

すると、
親は、
子どもの行動のウラにある気持ちに、
必死に思いをめぐらせます。
 
「何をがんばったのかな?」
「何を工夫したのかな?」
「どんな気持ちだったのかな?」
 
子どもから見える世界をなぞる訓練を、
親バカのわたしは、日々つづけています。
 
子どもも、前よりも、
すこし挑戦するようになった気がします。
 
こわかったスベリ台、トイレ、幼稚園など…
 
仮に出来なくても、
挑戦した気持ち・行動に、
「やったね!」と
一緒によろこべる親でありたいのです。
 
 
 
これまで色々とお伝えしましたが、
正しいかどうかは、正直よく分かりません。
 
誰かと比較できるわけでもないし、
子育ての神様が
「この方向性でOKよ!」って
グーサインをくれるわけでもありません。
 
けれど、
「子どもの気持ちにまず共感する」
姿勢さえあれば、
軌道修正を繰り返し、
いつか寄り添うことができるのかなとも思います。
 
 
 
これから先、こどもには、
いろいろな人生の選択が待っています。
 
学校での友人関係、学業、部活、進路選択、就職活動、結婚など……
 
決して、偉くなってほしいとは思いません。
成功者になる必要も全くない。
 
ただただ、幸せになってほしい。
誰かが敷いたレールでなく、
自分だけの道を歩んでほしい。
 
 
自分の人生は、
自分で切り拓くしかありません。
 
そう考えると、
親が子どもにできることなんて、
実はそんなに多くないのかもしれません。。
 
そんな親が、
子どもに唯一できること。
 
 
それが
「共感」なんだと思います。
 
 
親はこどもに意見を押しつけがち。
だから、つねに自分を戒めています。
「本当に子どもの気持ちをみているか」って。
 
リフレクティブリスニングを通じ、
子どもの本音を育みたいです。
 
大好きな子どもが、
自分だけの道を歩む人間へと成長してくれることを願います。
 
 
 
神原智己さん、
直感に響く話し方の極意は、
多くの気づきを私に与えてくれました。
 
貴重な本を出してくださり、本当にありがとうございました。

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