このブログでは
- 「ミラベルと魔法だらけの家」ってどんな映画なの？
- 「ミラベルと魔法だらけの家」って面白いの？
という疑問にお答えしようと思います。
結論からいえば、
絶対見るべし！今年最高のミュージカル傑作です！
映像・音楽の圧巻のクオリティもさることながら
何よりもその「強いメッセージ性」が魅力。
- 不完全でいい。完璧でなくていい。ありのままの自分の実感を大事にしていいんだ
- 一人じゃない。見えないけれど、皆悩みを抱えているんだ。決して一人じゃない
というメッセージを素晴らしい音楽で届けてくれます。
誰が見ても面白いと思うのですが、特に
- ディズニーが大好きな人
- ミュージカル映画が大好きな人
- 人生に息苦しさを感じやすい人（人の目が気になる、完璧でないといけないと思い込み疲れる）
には、間違いなく心揺さぶります。というか泣きます（←私は一人で号泣ｗ）
というわけで早速、映画の感想を書いていきます！
あらすじ ～「ズートピア」と「モアナと伝説の海」の最強タッグ～
「ズートピア」の監督と「モアナと伝説の海」の音楽のタッグにより生まれた作品！
とのことで、この２つの映画が好きなら、間違いなく好きだと思います。
（個人的には「リメンバーミー」とも舞台の世界観が似ています。南米が舞台設定なのかな）
以下、公式HPからです。
「“魔法だらけの家”へ、ようこそ──」
魔法の力に包まれた、不思議な家に暮らすマドリガル家。
家族全員が家から与えられた“魔法のギフト（才能）”を持つ中で、少女ミラベルだけ何の魔法も使えなかった。
ある日、彼女は家に大きな”亀裂”があることに気づく──それは世界から魔法の力が失われていく前兆だった。 残された希望は、魔法のギフトを持たないミラベルただひとり。
なぜ、彼女だけ魔法が使えないのか？
そして、魔法だらけの家に隠された驚くべき秘密とは…？
↓予告編（YOUTUBE）
魔法一家の中で、唯一魔法が使えないミラベルのお話
主人公ミラベルは魔法を使えません。
そんなミラベルから見れば、魔法の力を持つ家族は羨望の的です。
- 植物を成長させ、花を咲かせる“花のギフト”を持つ「長女イザベラ」
- “力のギフト”が与えられ、5頭のロバを担ぎ上げることができる「次女ルイーザ」
- 感情で“天気をコントロールするギフト”を持つ「叔母のぺパ」
- 彼女の持つ聴力のギフトはどんな小さな声も音も聴き逃さない「いとこのドロレス」
- どんな動物ともコミュニケーションをとることができる「いとこのアントニオ」
こんなメンバーの中にいれば、ミラベルが引け目を感じるのは想像に難くないですよね。
そうですね…身近な例でいえば、
何でも完璧にこなせる職場の中で、当たり前のことすら出来ない新入社員のようなものでしょうか？
・・・ちょっと違うか。まあでもそれくらい心地悪い状況ということです。
でも、ミラベルは引け目を感じながらも、
前向きに優しく生きていきます。そのような姿には素直に心打たれます。
ミラベルだけじゃない。みんながそれぞれ悩みを抱えて生きている
ミラベルにとって憧れの魔法を持つ家族たち。
でも実はそんな家族もそれぞれが悩み・葛藤を抱えています。
- 周囲からの期待に応えられるか不安。とにかく頑張らなければ、弱みは見せれない。
- 常に完璧でないといけない。周りが望むような行動をとらなければならない。
順風満帆に見える家族にも、他人には言えない悩みを抱えているのです。
この作品の素晴らしいところは、
主役以外のキャラクターが抱える悩み・葛藤にもスポットを当てていること
だと思います。
どんな作品でもそうですが「主役以外のキャラクターの人間性が魅力的で共感できる」というのは、良い作品の特徴ですよね。
完璧でなくていい。他人の目などどうでもいい。自分の実感を大切に、自由に生きて←はい、号泣
そういった悩み・葛藤に対して、この映画は一つのメッセージを発しています。
- 完璧でなくていいんだ
- 他人の目などどうでもいいんだ
- ありのままの自分の実感を大切に、自由に生きていいんだ
ミラベル含め、マドリガル家は最終的に不安や重圧から解放され、
自由で解放された人生を歩み始めることになります。
その姿は、人生に息苦しさを感じる人に一つの答え・希望を示してくれています。
音楽でストーリーを表現。これは圧巻のミュージカル映画です。
この映画のすごいところは、「音楽でストーリーを表現」していることでしょう。
キャラクターは皆悩みを抱えているのですが、実は本人もそのような葛藤を抱えていることに気付いていません。
ミラベルとの対話の中で（それが「音楽」「歌」で表現されるのですが）
音楽を通じて、それぞれの悩みが浮き出され、そして壁を乗り越えていく
音楽で全てのストーリーを表現し尽くしているのです。
圧倒的な映像美と音楽の融合は、間違いなく見るものの心を奪うと思います。
間違いなく、最高のミュージカル映画と言えるでしょう。
（個人的には、グレーテストショーマンを見たときの感動と似ていました）
↓この動画見ると素晴らしさが伝わります！
【まとめ】 「ミラベルと魔法だらけの家」 は今年最高のミュージカル映画（評価は★4.3）
というわけで、結論「絶対見るべし」です！
特に、
- ディズニーが大好きな人
- ミュージカル映画が大好きな人
- 人生に息苦しさを感じやすい人（人の目が気になる、完璧でないといけないと思い込み疲れる）
は必見ですよ！
ちなみに個人的な評価は★4.3（5点満点）です。超高評価。
- メッセージの訴求力
- ミュージカルとしての完成度
- 圧倒的な映像美
がとにかく素晴らしい！
超おススメです、ぜひ見てください！
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