【映画】「007／ダイ･アナザー･デイ」のあらすじ・感想（★3.3）

映画

2022.02.25

映画「007／ダイ･アナザー･デイ」のあらすじと感想です。

あらすじ

ジェームス･ボンドは北朝鮮での潜入捜査中、何者かの密告により捕獲され、14ヵ月に亘り拷問を受けます。

その後、人質交換により英国に帰還するも、密告の濡れ衣を着せられ、00（ダブルオー）の称号を剥奪されるボンド。

後ろ盾がない中、果たしてボンドは密告者を探し、身の潔白を証明できるのか…

シリーズ40周年通算20作を記念して作られたダブルアニバーサリー作品であり、ピアース・ブロスナンがボンドを演じた最後の作品です。

本作はピアース・ブロスナンがボンドを演じる最後の映画です。

初作の「ゴールデンアイ」では軟派な一面が多いボンドでしたが、

前作の「ワールドイズノットイナフ」以降、どんな局面でも職務を全うする厳しい一面が見られるようになります。

シリーズを通じたボンドの人格の変化は見どころの１つです。

本作では北朝鮮を敵国として描いており、これまでの作品に比べ、かなりきわどい設定です。

実際に北朝鮮からも公式の抗議声明が発表されたらしく、

設定そもそもが今の時代ではなかなか見られないチャレンジングなものでした。

本作は結果的にシリーズ過去最高の興行収入を達成。

これまでのシリーズにない新しい試みがなされた意欲作だったと思います。

なかでも、ハルベリーが黒人初のボンドガールを演じたのが印象的。とてもセクシーで強く、潔いボンドガールを好演していました。

（この年、ハルベリーは別作「チョコレート」でも主演女優賞を獲得し、飛躍の年となりました）

また他にも新しい試みがなされ、ハラハラドキドキする工夫が凝らされていました。

ハラハラドキドキさせる新たな試み

評価は★3.3です。

007／ダイ･アナザー･デイの評価ポイント

良かった点

残念な点

ピアース・ブロスナンの最後のボンド映画、ぜひご覧ください！