【仕事で成功した男が、人生をやり直すなら?】映画『天使のくれた時間』(2000)の感想(★4.6)

映画

仕事で成功し、すべてを手に入れたジャック

男なら誰しも「成功したい」と思う。

主人公のジャック(ニコラス・ケイジ)は「男が思い描く成功を体現」した人物。

若かりし頃、彼女のケイトを捨て、ウォール街で修行を積み、13年後に投資会社の社長に就任。

タワマンの最上階に住み、女性関係にも困らず、刺激に満ち溢れた日々を送る。

平凡な毎日に失望するジャック

そんなジャックがある日目覚めると、平凡な家庭の父親になっていた。

妻はなんとケイト。ジャックはしがないタイヤ工場のセールスマン。

子どもの送迎、代わり映えのない仕事…平凡な毎日の繰り返し。

ジャックは刺激のない人生に失望する

ジャックはなぜ涙を流したのか

そんなとき、ふと手にとったホームビデオを観る。

ケイトの誕生日を祝うホームパーティー。

沢山の仲間に祝福され、ジャックはケイトに愛の歌を贈る。

そんなホームビデオを観て、ジャックは涙を流す。

なぜジャックは涙を流したのか、私は考えてみた。

ジャックは、忘れていた「つながりの温かさ」を思い出したのではないか。

これまで脇目もふらず仕事に邁進し、欲しいものはすべてを手に入れてきた。

仕事こそがすべて。

クリスマスに早く仕事を切り上げる社員を軽蔑していた。

でも、いつの間にか孤独を感じていたのではないか。

13年前、ケイトと育んでいた愛やつながり。

思い出した温かさが孤独を溶かしたのではないか。

幸福の優先順位

幸福には優先順位がある。

一番大事なのが「健康」、次に「つながり」、最後に「お金、成功」の幸せだ。

ポイントは、優先順位を誤ると、幸福になるどころか、むしろおもいっきり不幸になるということ。

「家族のつながり」を軽視して、仕事で頑張りすぎると、ろくなことにはなりません。

どれだけ仕事で成功しても、妻に離婚され、子供からも毛嫌いされてしまっては、「幸せ」とは言えません。

『精神科医が見つけた3つの幸福』(樺沢紫苑著)P29

つながり無き成功は、孤独な人生につながる。

ジャックが選ぶ選択肢は

愛やつながりの大切さに気づくジャック。

けれど、元の世界に戻る時間は刻一刻と迫っていた。

仕事か家族か。

ジャックはどのような人生を選択するのか。

人生に迷う人にぜひ観てほしい映画

人生は忙しい。

普段生活していて、幸せの優先順位を振り返る余裕はなかなかない。

私たちも、大切な幸せをいつの間にかないがしろにしていることも十分ありうる。

映画は2時間。2時間でジャックの人生を疑似体験することで、

「自分の幸せって何だっけ」と振り返られる。

ニコラス・ケイジの名演も光る名作です。

仕事に没頭しすぎている人、人生に迷っている人は、ぜひご覧ください。

https://www.amazon.co.jp/%E5%A4%A9%E4%BD%BF%E3%81%AE%E3%81%8F%E3%82%8C%E3%81%9F%E6%99%82%E9%96%93-%E5%AD%97%E5%B9%95%E7%89%88-%E3%83%8B%E3%82%B3%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%B1%E3%82%A4%E3%82%B8/dp/B00G864D6W

コメント

タイトルとURLをコピーしました