【大切なものを護る強さを教えてくれます】映画『ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還』の感想(★4.1)

映画

「大切なものを護る強さ」を教えてくれた映画

数々の金字塔を打ち立てた「剣と魔法のファンタジー映画」。

その壮大な世界観が魅力なのは言うまでもない。

けれど、この映画の魅力はファンタジーに留まらない。

強いメッセージもはらんでいる。

それは「大切なものを護ることの強さ」だ。

教えてくれたのは、主人公フロドの旅に同行する庭師のサムだった。

本作の影の主役は「庭師のサム」

本作の影の主役は、間違いなく「庭師のサム」。

サムは、シリーズ第一作から、主人公フロドと行動を共にした唯一のキャラクターだ。

はじめは慎重な性格で、正直そこまで存在感がない。

けれど本作では、主人公フロドをひとりで救い出し、大車輪の活躍を見せる。

なぜサムは成長を遂げ、ここまで頼りがいのある人物になったのか。

それは、サムには「大切なものを護る決意」があったからだと思う。

大切な人から「お前はもういらない」と言われるサム

本作で、サムは辛い経験をする。

シリーズ第一話から、主人であるフロドをずっと支え続けてきた。

オークやナズグルなど、自分たちより遥かに強い敵から命を狙われ続け、

恐怖に怯える毎日。

食料も水も少ない。それでもゴールを目指し、疲労困憊でも歩き続ける旅。

にもかかわらず、悪鬼ゴラムの策略により濡れ衣を着せられる。

挙げ句の果てに、ずっと仕えてきたフロドから

「お前の助けはもういらない。故郷に帰れ」

と決別を言い渡されるのだ。

フロドは、ずっと側にいたサムではなく、悪鬼ゴラムを選んでしまう。

守ってきた存在・大切な仲間から

「もうお前はいらない」

と言われ、裏切られる。

想像しただけで辛い。

私なら相手を恨む。

「こんなに尽くしてきたのに」って。

逆恨みすると思う。

サムを奮い立たせた夢「仲間と楽しく暮らす故郷」

サムもはじめは泣きながら旅路を引き返す。

しかし、サムは思い出す。

自分にとって大切なこと、それは

「仲間と楽しく暮らす故郷」。

仲間を救いたい、仲間がいなきゃ自分の夢はかなわない。

故郷や仲間への想いが、サムを再度奮い立たせ、彼は再びフロドの元に戻る。

きっかけは「薄焼きパン(レンバス)」!見出し

サムがフロドの元に戻るきっかけとなったのは「薄焼きパン」。

薄焼きパンはサムにとって特別な意味を持つ。

サムはずっと故郷への帰り道の分を残して、薄焼きパンの食料管理をしてきた。

つまり、薄焼きパンは「故郷と自分を繋ぐもの」。

薄焼きパンを見ることで、サムは夢(仲間と楽しく暮らす故郷に戻ること)を思い出したのだ。

それからのサムの活躍ぶりは目を見張るものがある。

命がけでオークをなぎ倒し、蜘蛛の女王を追い払う。

極めつけは、火山でフラフラになりながらフロドを背負うシーン。

「わたしは指輪の業は背負えないけれど、あなたを背負うことなら出来ます」。

大切なものに気づいたサムは、こんなにも強くなったのだ。

サムの活躍ぶりには、胸が熱くなるし、大切なものを守る強さを感じた。

サムのように「大切なものを護る強さ」を持つ人になりたい

あなたには、何よりも護りたいものはありますか?

私にとっては「家族との時間」。

家族と笑い合って食卓を囲み、心温まる、安心感のある家庭を築きたい。

そんな家族を中心に据えた人生を送りたい。

大切なものがあれば、強くなれる。

不細工でもいい、不器用でもいい、かっこよくなくていい。

私も庭師のサムのように、大切なものを何よりも護り抜く、強い人になりたいと思いました。

ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還 (字幕版)
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