今日は「ギブアンドテイク」のギブについて、
最近わたしが考えていることを書きます。
「ギブは大切だ!」
そう思って、ギブをしすぎて、疲れていませんか?
場合によっては、「なんで見返りがないんだ」って、不満感を持っていませんか。
私がそうなんです。
そんな人に向けて、私が考えついた「良いギブの考え方」を紹介しますね。
「自分の利益を見失わないこと」「自分がコントロールできることだけに力を入れること」
ポイントは2つあるんです。
1つは「自分の利益を見失わないこと」、
そして2つ目が「自分がコントロールできることだけに力を入れること」です。
私もギブをしようと思って、相手のために尽くすことを沢山していました。
でも、いくらしても相手から同じように返されることがないことが多々あって。
「なんで自分をしているのに相手はしてくれないんだろう」って。
そういう不満感や徒労感が生まれてしまったんですね。
今考えると、自分がコントロールできないことに力を注ぎすぎてしまったのかなあと思います。
相手が自分に尽くしてくれるかどうかは、相手の問題ですよね。
それを目的に行動していたから、多分自分がきつかったんだと思います。
だからもっと自分がコントロールできることに力を注ごうと思いました。
多くの本には、「ギブをすれば応援される人になる」と言う言葉が書いています。
でも、いつの間にか、私のギブは見返りを求めていたんですね。
先ほどお伝えした通り、見返りをするかどうかは相手の問題です。
自分ではコントロールできません。
つまり、見返りがあるかどうかがアンコントローラブルなんです。
見返りがないギブっていうのは必ず燃え尽きます。
樺沢先生の『3つの幸福』にも、
最も不幸になるのは「自己犠牲的なギバー」だと書いてあります。
そして成功するギバーは「決して自分の利益を見失わない」と書いてあります。
最も成功するのが「ギバー」ですが、
意外なことに最も失敗するのも「ギバー」なのです。
実は、「ギバー」には2種類あって、
「成功するギバー」と「燃え尽きるギバー」があるのです。
(中略)
受け取るより多くを与えても、
決して自分の利益は見失わないのが、「他者志向の成功するギバー」。
『3つの幸福』(樺沢紫苑著)P284・285から引用
ギブをするにも自分の利益って言うものが1番大切なんです。
その自分の利益がコントロールできない・確約できないことが、不満感や徒労感を生んでいた原因なのかなと思います。
コントロールできないことに力を注いでいたこと、自分の利益が入れるかどうかがコントロールできなかったこと、
これまでの私の行動の反省です。
以上を踏まえて、
これからはギブをするときには、
まずは「自己利益を大切にする」ことを大切にしたいです。
そのために、「自分のためになること」そして「コントロールできること」だけに意識や取り組みを全集中させようと思います。
そしてその取り組みが誰かのギブに繋がったら、最高のギブなのかなと思います。
『引用リツイート』で自己利益あるギブをしようと思う
具体的には、
気づきを与えてくれた本や言葉の「引用リツイート」をしていこうと思っています。
本の一節や言葉に、自分の気づきやTo Doを乗せて、発信するんです。
3つの自己利益
これは3つの自己利益を生みます。
1つは、気づきとTODOによって自分の行動や人生が前向きになっていくと言う点です。
2つ目は文章力が上がると言う点です。
ツイートは140文字と言う制限があります。
短い文章に、気づきやTo Doを入れ込み、心に響く表現にするためには、言葉一つ一つを丁寧に選別する作業が必要です。
言葉を丹念に練り続けることで、文章に魂が宿ります。刀を研いでいく修行のようなイメージです。
TWITTERは文章力を上げる格好の訓練なのかなと感じています。
3つ目はフォロワーやファンが増えると言うことです。
ツイートの内容をブログ記事にすれば、PVも上がります。
これら3つの自己利益は、
いずれも私が10年後に目指すビジョン「メンターの価値観を取り入れる」「文章力を上げる」「情報発信力を上げる」につながる、とても大きなものなんです。
そして、引用リツイートは、自分でコントロールできます。自分の意思や行動1つでできるんです。
自己利益が大きくなれば、ギブが大きくなる
「引用リツイートがいいな」と思うのは、
自己利益が大きくなれば、ギブも大きくなるということです。
自分にとっての気づきが大きければ大きいほど、誰かの役にたくさん立つことができます。
自分にとって役にたつ情報は、誰かの役に立つんです。
自分と同じような境遇・考え方の人って、結構いるんだなって、SNSを通じて知ったんですね。
また、自分の文章力が上がって、より人の胸を打つ表現が出来るようになれば、誰かの行動を促すことができます。
また、元の発信者さん(著者など)の知名度や人気も高まります。
著者さんにもギブができるんですよね。
大きなギブが、大きなテイクにつながる(かもしれない)
自分のギブが、人の役にたつと、とても嬉しいです。
これまでも、自分の引用リツイートにコメントをいただいたり、
それを更にリツイートしていただいたことがあります。
自分の言葉が誰かの考えや行動に気づきを与えて、ありがとうって言われる、
こんな嬉しいこと、ないんですよね。
また、著者の方からコメントやリツイートをいただくこともあります。
著者さんって、雲の上の存在で、憧れの人だったので、
そんな人から反応いただけるのは、自分にとっても大きなモチベーションになります。
自己利益を求めることで、大きなギブが生まれる。それが結果的に大きなテイクになるんですね。
だから私は積極的に引用リツイートをしていきたいと思うんです。
でもこれからは、「自己利益」を一番大切にしたいです。
ギブしても、それによって自分がすり減ってしまったら全く意味がないと思います。
- 自分の利益を決して見失わないこと
- 自分にコントロールできることのみに意識を全集中させること
それを意識した上で積極的にギブをしていきたいと考えています。
みなさんは、自己利益のためにギブできていますか?
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