あなたはこのような状況になっていませんか
- 仕事が忙しすぎて、遊ぶ暇がない
- 遊ぶ時間がある位なら、仕事を進めないといけない
- 休みの日も頭は仕事のことで一杯一杯
私もそうでした。
そんなとき、精神科医でベストセラー作家の樺沢紫苑さんの「遊び力セミナー(11/6)」を受講しました。
そのなかのメッセージに衝撃を受けました
「遊ばないと、メンタル疾患になる」
これは衝撃でした。。
遊ぶ時間も寝る時間も惜しんで、頑張って仕事をしているのに、
その挙句の果てにメンタル疾患になってしまうなんて・・・
でもセミナーを聞いていると、樺沢紫苑さんのメッセージはとても的を射ているように思えるのです。
というわけで、この記事では
精神科医でベストセラー作家の樺沢紫苑さんのセミナーをもとに
- なぜ遊ぶことが大切か
- 仕事が忙しい人でも出来る「遊びの極意」とは
- それでも遊ぶ気になれない人への対処法
について、遊びの具体的な方法・心がけまで踏み込んで、紹介していきます!
示唆に富んだ気付きや方法が多いので、ぜひご覧ください!
遊びファースト。「仕事」と「遊び」、即答で「遊び」が大事!
樺沢紫苑さんのセミナーのメッセージは、一言でいえば
遊びファースト!
遊びか仕事、どっちが大事⇒即答で「遊び」が大事!
というものでした。
これには衝撃を受けました。
いやいや、仕事の方が大事だろ!
遊ぶ時間も惜しんで、仕事に打ち込むことで、将来的には成長した自分になれるはず!
と思っていました。
でも、以下の話を聞いて「なるほど、確かに遊びが大事かも」と思ったのです。
遊べないとメンタル疾患になる
糸はずっと張りつめると切れます
切らさないためには、糸を緩めること(=遊ぶこと)が必要なのです
たとえば、
ブラック企業=過酷な職場環境=メンタル疾患になる人が多いイメージがありますが、
企業として存続している以上、そこにはメンタル疾患にならない人も当然いるはずです
じゃあその違いは何か
それが「遊んでいるか(休んでいるか)否か」なのです
遊びとは「仕事以外の楽しい時間」。義務・責任からの解放・リラックスされる瞬間
忙しすぎる人ほど、「遊び」でその義務・責任から解放される必要があるのです
遊ぶことで仕事も成功する
遊ぶことで仕事のパフォーマンスが抜群に上がります
なぜなら、遊ぶことで脳内にドーパミンが分泌されるからです
ドーパミンとは、集中力・モチベーション・記憶力を高め、仕事や勉強の効率を飛躍的に高めてくれる脳内物質(脳のガソリンのようなもの)
遊びで分泌されたドーパミンは、(脳内には遊び/仕事の境界はないため)なんとそのまま仕事に活用可能することができるのです
一方、 「つらい・苦しい」ときは、コルチゾールなどのストレスホルモンが分泌され、 体調を悪化させ、意欲・やる気・記憶力を低下させます。
(つらいことを続けて、心と体を壊さないために、脳がその行動を止めようとする防衛本能ですね)
つまり単純に考えると
「遊んで楽しむ」と、「仕事が苦しい」場合に比べて、「仕事のパフォーマンスが数倍上がる」
仕事で楽しむのは難しい。義務や責任感がストレスを生みやすいからです。
一方、遊びは義務・責任感もなく、完全なノーリスク。
つまり、自分の大好きな遊びに没入して、幸福な脳内物質を出す人は
その遊びが楽しいだけでなく、仕事のパフォーマンスもめちゃくちゃ高く、成功しやすいのです
仕事が忙しい人でも出来る「遊びの極意」
じゃあどうやって遊べばいいの?
- 仕事にずっと打ち込んできたから、趣味といえるものがない
- 遊び方がよく分からん
これまで仕事に一生懸命だった人ほど、どうやって遊べばいいか分からなかったりするのではないでしょうか
ここでは、遊びの心構えや具体例などを紹介していきます。
ポイントは「貪欲に遊び尽くす」ということです。
工夫する・変化させる
一つ目は「工夫する・変化させる」です
工夫する
工夫するとはどういうことか
樺沢紫苑さんは具体例で「TKG(卵かけごはん)」を挙げています。
樺沢紫苑さんは、TKGをつくるときに、次のような工夫をして、めちゃくちゃ楽しいらしいです
- どの卵を使うか
- どの醤油を使うか(TKG専用醤油)
- どの納豆を使うか
- 納豆のかきまぜ具合
- どのご飯を使うか
- 薬味はどうする?ネギ・カツオ節・青のり
え、まじ、卵かけご飯にそこまでするの。。めんどくさ・・・って思うかもですね
要は、「日常のどんなことでも工夫して遊びに変える(楽しむ)」ということだと思います
私がやっているのは、「晩御飯には大好きなツマミを買って帰る」
酢モツ・チーズ・生ハム・クラッカーなどなど
そうすれば日常の晩御飯も「あぁ、楽しみっ!」ってなりますよね
とにかく日常をどうすればワクワクするようになるか工夫すること!
大がかりでなく、ほんの小さなことから始めると、そういうのがチョコチョコ増えてきて、日々が少しずつ華やいできそうです。
変化させる
日々同じことの繰返しだと、どうしてもマンネリ化していきます
なので変化を加えることで、日常を新鮮に、ワクワク感を増やすことがポイントです
たとえば
などは良い取組み(遊び)ですね
変化させることは、それだけで楽しいだけでなく、「知らない世界へ一歩踏み出す」トレーニングにもなり、人生をより豊かにしてくれます
スキマ時間も遊び尽くす
二つ目の極意は「スキマ時間も遊び尽くす」です。
スキマ時間があると、スマホを目的なく、だらだら見ちゃっていませんか
スマホはダラダラみると次のような弊害があります
弊害だらけやん…(ガーン)
そこでスマホをダラダラ見るのでなく、
「スキマ時間(5~15分)に没入できる趣味を持つこと」が大事です
例えば
1日の中にスキマ時間は結構あるもの
細切れの時間を楽しいに変えて、積み重ねていけば、おのずと1日が楽しいものになりそうですね
本当に5~15分とかで楽しめるのかよ!(時間足らないよ!)
と思う人もいるかもですが、実は15分というのは高い集中力を発揮できる一つの時間単位。
15分を超えると集中力が下がってくる。
つまり15分内での遊びで、高い集中力で遊びに没入できる、とても満足感を得られる遊び方なのです
感動する
3つ目の極意は「感動する」ということです。
具体的には、以下のような遊びが感動を得やすいです
みなさん、最近感動してますか。
心が躍るようにワクワクしたり、震えたりしてますか
感動することはとても大事です。
なぜなら「圧倒的な幸福感をもたらす」から。
感動すると幸福の脳内物質がどばーーっと出ます。
また「圧倒的に視野を広げる」ことができます
感動するとは、脳の回路がつなぎ変わるということ(新しいショートカット、アハ体験)
つまり、これまでの自分の考え方が変わり、視野が広がっていくのです
感動することで、「圧倒的に幸福になれて、視野を広げることができる」
仕事で感動することは(不可能でなくても)難しいので
責任も義務も全くない遊びで「貪欲に感動する」のです。
感動するには時間も金もかかるから面倒だわ
大がかりでなくても感動できます!
上で挙げた例はお金がかからないものもあります
そのほかにも「近場の知らない道を歩いてみる」
これだけでも知らないところがあって、意外とワクワクするかも
とにかくコツは「あまり構えず、小さなことからぼちぼちやってみる」ことでしょう
頑張り過ぎるとメンタル疾患に。アフター5はとにかく「ゆるめる」
そして遊びとは関係ないように見えるかもですが、一番大事だと考えるのが
「アフター5はとにかく休む・ゆるめる」ということです!
特に、
- 完璧主義者
- 真面目すぎる人
は「休む・ゆるめる」ことが超超超超ちょーーー重要です
上述したとおり、
常に緊張状態だと、張りつめた糸は必ず切れます。
だから意識的に、貪欲に、糸は緩めてあげないといけないのです!
仕事中は張りつめていてなかなか休むことは難しいです。
だからせめてアフター5は緩めてください!
めちゃくちゃ貪欲に、意欲的に「休んで」ください!
というわけで、休むことが苦手な人に、具体的な休み方・ゆるめ方について紹介していきます
四感を研ぎ澄ます
仕事で最も使う感覚は「視覚」です!(特にデスクワークの人)
それにもかかわらず、スキマ時間に「スマホ・ゲーム」で目を酷使し、疲れる人が多い!
だから仕事以外の時間は「四感(聴覚・嗅覚・味覚・触覚)」を研ぎ澄ますと安らぎます
具体例としては以下を参考にしてみてください
日中した活動とは逆のことをする(遊びで人生のバランスをとる)
例を挙げると
大抵、頭を使う仕事をしている日は、休んでいるときも難しいことを考えたりしがち
そういう方はアート(映画とか美術館)な遊びをして、人生のバランスを取りましょう
寝る2時間前のリラックス法ベスト3
寝る前の2時間はクーリングダウンとしてとても重要!
なぜなら、副交感神経の切替には2時間が必要だからです。
そこで 「寝る2時間前のリラックス法ベスト3 」を紹介します
ベスト1:交流
家族や友人との交流をすることで、
オキシトシンという「つながりによる幸福物質」が分泌され、心を落ち着きます
ベスト2:読書
本読んだら眠くなりますよねw
副交感神経を優位にさせることができます
ベスト3:日記を書く(ポジティブ)
ポジティブな内容にすることで、一日を良いものとして締めくくり、安眠できます
どうしても遊ぶ気になれない人へ ⇒ ストレスを減らすことをまず考える
- そんなこと言われても遊ぶ気になれないよ
- 遊ぶことを考えられない位、仕事が忙しく、きついんだ
そういう方もいますよね…本当にきついですよね
私もそうでした。遊ぶ気すら起こらず、仕事のことばかり考えてしまうのです
遊ぶというのは「0⇒プラス」にするための方法
遊ぶ気力が湧かないのであれば、
まずは「ストレスを減らす(マイナス⇒0)」ことを模索すべきかもしれません
これについては、少し「遊び論」とは離れるため、別記事で書いていきたいと思います
私が巡り合ったとても良い本のみ紹介します。
【まとめ】幸せな人生を送りたいなら「貪欲に遊び尽くせ」
というわけで、この記事ではマジメすぎる人に向けて「遊びの極意」を紹介してきました。
まとめると
大人になると、日々しがらみやら、雑事やら…疲れるようなことがいっぱいあります
でも人生は、しがらみ・雑事で疲れるためでなく、幸せに楽しく生きるためにあるんですから
しがらみに振り回されると、疲れ果て、最悪の場合だとメンタル疾患になりかねません
そんなのもったいないです。せっかくの人生を誰かのため、とかしがらみで台無しにするなんて
だからこそ、遊ぶことに「めちゃくちゃ貪欲」になり、遊ぶ時間を「(それこそ文字通り)命懸けで死守」する必要があるんだと思います
貪欲に遊び尽くして、日々の楽しい!をどんどん積み重ねて、幸せな人生を送りたいですね
(参考)ほどぼちはこうやって遊びを実践しようと思います
樺沢紫苑さんの「遊び力セミナー」を受けて、私が実践しようと思うTODOを参考までに紹介します
時間術を学ぶ ⇒ 樺沢紫苑さんの「神・時間術」を読んでみる
遊ぶためには、そのための時間管理が必要だと実感
樺沢紫苑さんの話は個人的にはすっと入るので、著作の「神・時間術」を読んでみようと思います
アフター5はとにかくゆるめる、休む
とにかく私はマジメすぎる。アフター5も仕事のことを考えがち
上で書いたアフター5の休み方を実践していきたい
スキマ時間にスマホをダラダラ見ず、好きなことをする
スマホはダラダラ見ない。目的を持って見るか、アウトプット(レビュー書くとか)のときのみ活用する
そして浮いたスキマ時間で好きなこと(マンガや本、ちょこちょこ筋トレ)を貪欲にしていきたい
アプリを活用してみる
好きなことをしよう!と思ったときに、何をするか迷う時間がもったいない
色々なアプリを活用して、時間が空いた時にすぐに遊べるように準備しておきたい
(アプリやってみると、記録するだけで楽しい。。これも一つの工夫かも)
参考までに私が今やっているアプリです
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