文章表現力をピカッと磨くための方法を教えます【文章の専門家・山口拓朗ライティングサロンのセミナー感想】 

山口拓朗
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文章表現力が乏しいと、損をします 

「想いを言葉にできない…」 
これ以上に切ないことはありません。 
なぜなら、どれだけ強い想いを持っていても、 
それを言葉に表せない限り、 
相手には一切その気持ちが伝わらないからです。 
 
例えば、ラブレター。 
どれだけ相手に恋い焦がれていたとしても、 
ラブレターに一言 
「好きです」としか書けなければ、 
その言葉以上の想いは伝わりません。 
 
当然、色よい返事をもらえる確率も 
ガクッと下がるでしょう。 
 
仮に100の想いを持っていたとしても、 
その気持ちを10しか表現できなければ、 
あなたの想いは 
たった1/10しか伝わらないのです。 
 
こんなに切ないことはありませんよね。 
 
 
しかし逆に、 
自由自在に表現できる力があれば、どうでしょう? 
 
あなたの100の想いを、 
10・20・30・40…そして、限りなく、 
100に近いところまで、 
想いを伝えることができれば、 
相手の心を射抜くことができる可能性は 
グッと高まります。 
 
 
つまり、 
相手に文章で想いを伝えるためには 
「文章で表現する力」が絶対に必要不可欠なのです。 
 
「いえいえ、私には強い想いがありますから…」 
という勢いだけでは 
残念ながら、 
相手に全く伝わりません。 
 
相手の気持ちを揺り動かす文章を書くためには 
「文章の表現力向上」は避けられない関門と言えるでしょう。 

文章表現力をピカッと磨くセミナー、ここにあり! 

「表現力が大切」 
 
みんな、その大切さは分かりつつも、 
「どうやって表現力を鍛えればいいの…?」 
と路頭に迷ってしまうのが、実情ですよね? 
 
 

・同じような言葉ばかり使ってしまう…… 
・表現が平凡で、気の利いたことが書けない…… 
・もっと読む人の興味を引きたい…… 
・わたし、語彙力が弱いのかも…… 
・もっと魅力的な文章を書けるようになりたい…… 


そんな文章表現力にお悩みの人にとって 
救いの手となる神・セミナーを受けました! 
 
 
文章の専門家・山口拓朗さんのライティングサロンのセミナー 
『文章表現力をピカっと磨くセミナー ~読む人が興味を持つ書き方の魔法~』です。 
 

・文章表現力ってなんで大事なの? 
・形容詞や副詞に頼りすぎない! 
・「やばい症候群」から抜け出そう! 
・「紋切り型の表現」の功罪 
・「動詞」を使って躍動感を出す 
・比喩力向上トレーニング 


いずれも、 
文章の書き手として一皮向けるような、 
目を見開く学びばかりでした。 
 
表現力の引き出しが増えることで、 
相手の興味を一気に惹きつけることはもちろん、 
文章を書くことの楽しみや自信を得ることができる。 
そう体感した、魔法のような時間を味わいました。 
 
この記事では、 
特に印象に残った学びと 
私が実践しようと思うTODOについて 
特別にご紹介しようと思います。 

文章表現力を磨く目的とは 

そもそも「文章表現力を磨く目的」とは何でしょうか。 
その答えは、ズバリ一言でいえば 

「自分が持つイメージと 
 相手が持つイメージを、 
 同期させること」 

といえるでしょう。 
 
「自分が持つイメージ」と 
「相手が持つイメージ」。 
 
表現力に乏しい人は、 
ここに決定的な差が生まれます。 
 
 
たとえば、 
ディズニーに遊びに行き、 
天に昇る夢のような時間を過ごしたとしても、 
「楽しかったです」 
としか表現できなければ、 
その楽しさの1/10も相手に伝えることができないでしょう。 
 
表現力が乏しいと、 
自分のイメージと相手のイメージに 
決定的な差が生まれてしまうのです。 
 
 
相手との温度差がある状態では、 
共感はもちろん、 
想いを共有することもできません。 
 
読み手は「ふ~ん…」と読み流し 
書き手は「あれ、興味ないのかな…」と 
不完全燃焼な気分になる… 
せっかく夢心地の時間だったのに、 
それはとても寂しいことですよね。 
 
だから、 
表現力を磨き、 
自分の体験・思考・感情を 
きちんと共有することは、 
誤解をなくし、ストレスを減らし、 
喜びを倍増させるために、 
とても重要なことなんです。 

文章表現力を磨く方法2選 

では、文章表現力を実際に磨くためには、 
どうすればいいのでしょうか。 
ここでは、2つのポイントをお伝えします。 

具体的に書く

1つ目のポイントは 
「具体的に書く」ことです。 
抽象的な言葉では、 
相手にイメージをしっかりと共有できません。 
 
 
たとえば、以下のように書いたとき、あなたはイメージが湧きますか。 
 

私は、さまざまなポイントを見ながらホテル選びをしています。


「さまざまなポイントって何?」
って思いませんでしたか? 
「さまざまな」という漠然とした言葉では
「自分が何をみながらホテルを選んだのか」が一切伝わりません。 
より明確にそのポイントを伝えるためには
「さまざま」の中身を具体的に伝える必要があるのです。 
 
たとえば、次のように書けばどうでしょう。

ホテルを選ぶときは、部屋の広さはもちろん、朝食の有無、部屋からの眺望、大浴場の有無、アクセスの良し悪し、料金など、さまざまなポイントをチェックします

 
具体的な内容を書くことで、 
「ホテル選びで何をチェックしているか」が一気に理解できたと思います。 
 
このように、「具体的に書く」ことが、文章表現力を上げ、相手にしっかり状況を伝えるうえで、とても大切です。 

語彙力を増やす

2つ目のポイントは 
「語彙力を増やす」ことです。 
 
たとえば「嬉しい」と書いたとき、
あなたはどのような感情を思い浮かべますか? 
 
一言で「嬉しい」といっても、
そこには無数の感情が存在します。 
 
宝くじの一等賞があたり、
快哉を叫ぶような夢心地の状態なのか、 
それとも、 
大好きな花が道端で割いているのを見つけ、
小さな幸せに頬がゆるむような状態なのか。 
 
同じ「嬉しい」にも、 
全く違うといってもいい状態が、 
たくさん含まれているのです。 
 
 
他にも、たとえば「ヤバい」と書いてあるとき、
あなたは何を思い浮かべますか? 
 
本当に「危険」な状態なのか、
それとも「素晴らしすぎる」状態を表しているのか、 
真逆の解釈がとりえます。 
 
「自分と相手のイメージを同期させる」という目的に照らすと、「ヤバい」という言葉は、まさにヤバい表現(もちろん危険という意味で)となるので、できる限り使わない方がいいですね。 
 
 
語彙力を増やすためには、類義語検索をするのがオススメです。 
 
たとえば、 
「嬉しい 類義語」とGoogle検索すれば、「浮かれる」「うはうは」「ガッツポーズ」「夢心地」「気持ちが宙を浮く」「声に明るさがにじむ」など、 
ありとあらゆる表現を知ることができます。 
 
あなたの感情にぴったりマッチする言葉を使えるよう、日頃から語彙力を増やす取り組みを欠かさないことが必要ですね。 

文章表現力を磨き、人生を変えよう! 

ここまで説明したとおり、今回のセミナーでは「表現力の大切さ」を学びました。 
 
 
少し話が飛びますが、 
ベストセラー作家である精神科医・樺沢紫苑さんは、次のようにおっしゃいます。

アウトプットすれば、現実が変わる


この言葉をもう少し踏み込んで解釈すると、
「アウトプット」と 
「現実の変化」の間には 
「相手に伝わる」という条件 
が入るのだと思います。 
 
「相手にしっかり伝わる」アウトプットで 
はじめて人の心が動き、 
応援したくなるから、 
現実が変わる。 
 
そのために絶対欠かせない能力、 
それが「表現力」だと思うのです。 
 
 
私事ではありますが、 
私は「心を『表現』する感想ライター」という肩書で、情報発信をしています。 
 
「感想で人生を切り拓く」 
 
そんな私のモットーを実現するためにも、「表現力」にどんどん磨きをかけたい… 
そんな決意を新たにした一日となりました。 
 
山口拓朗さん、貴重な教え、本当にありがとうございました。

文章表現力をスグに磨きたい人が、絶対に読むべき一冊 

さて、ここまでお読みいただき、次のように思われた方も多いのではないでしょうか?

・表現力向上には地道な努力が必要そう… 
・できれば、今スグ表現力を上げたい… 

そんな方に朗報です♪ 
語彙力強化に本来必要な地道な努力を 
一気にスッ飛ばす本が 
今月(2022.11.24)発売します! 
 
 
『マネするだけで「文章がうまい」と思われる言葉を1冊にまとめてみた。』 
(山口拓朗著)(すばる舎) 

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本書では 
25年以上に渡ってプロとして文章を書き続けてきた山口拓朗さんが 
ふだん“当たり前のように使っている”基本的な文章フレーズを紹介しています。 
 
知的に見え、印象が良くなる汎用的フレーズが実に300以上載っており、あなたはそれを「コピペ」するだけで、文章の表現力を一気に高めることができます。 
 
 
その魅力は、なんといっても 
「コピペでOK」という即効性! 
語彙力は、本来は時間をかけ、ゆっくりゆっくりと地道に強化していくものですが、本書を使えば、長い道のりを一気にショートカットできるのです。 
 
 
「言葉が出てこない…」「文章の表現のバリエーションを増やしたい…」そんな方にとって外せない一冊と言えるでしょう。 
 

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また、出版に先立ち、 
すばる舎の小寺裕樹編集長との出版記念講演会が開催されます。 
 
衝撃なのが、その価格。 
 
特典として「新刊プレゼント」が付き、
コミコミで2,000円。
本代が1,540円なので、
講演会代は、実質460円。 
これは破格を超えた破格です。 
 
 
私自身、これまで数多くの出版記念講演会に参加しましたが、「著者の想いやメッセージ」を直接聞くことで、本の吸収速度は2~3倍は上がると実感しています。 
460円で、本の吸収速度が2~3倍上がる。その費用対効果は、考えること自体、愚問でしょう。動画参加も可能なので、好きな時間に見ることもできます。 
 
参加して損はない、 
いや、それどころか、 
参加しないと大損すると言えるでしょう。 
 
私も動画で参加予定です。 
ぜひ一緒に、表現力を即上げする扉をノックしてみませんか? 
 
出版記念講演会(2022.11.23)の詳細▼

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