妻が3歳の子どもへのプレゼントに買った絵本『にげてさがして』
「自分の居場所をみつける」大切さが、かわいいイラストとともに描かれた絵本です。
子どもより、大人に刺さる絵本かも……
さっそく、特に印象に残ったことばを2つ紹介します。
印象に残ったことば
「自分をまもるために、その場からにげること」
育児本って、「仲良くしよう」「前向きに生きよう」みたいにポジティブな言葉を発信するイメージがありました。
でもこの本の冒頭に書かれた「にげていい」との言葉に、なんだか腑に落ちるものがあったんです。
「逃げる」ってネガティブな言葉として用いられがちです。
けれど、自分を苦しめる状況に居続ける必要なんてないですよね。
自分の居場所をみつけるためにも、逃げることは必要なことだと思いました。
「だいじなひとは、本のなかにいるかもしれない。」
自分の居場所は、いろいろなところにある可能性があります。
わたしは、自分の居場所を「本」に見つけた経験があります。
精神科医であり、ベストセラー作家である樺沢紫苑さんとの出会いです。樺沢紫苑さんの本と出会い、幸せの価値観が変わりました。
本を読み、自己対話を続けることが、いまのわたしの一つの居場所です。
居場所は、現実世界に限った話じゃないよね!
子どもには、さまざまな世界を経験し、自分だけの居場所を見つけてほしいです。
【まとめ】子どもの幸せを願う親へオススメの絵本
人生の幸せは「自分の居場所をみつける」ことだと思います。
「子どもには幸せになってほしい」と切に思います。
だから「にげてさがして」、この世界に自分の居場所を見つけてほしいです。
【あとがき】この本で、わたしも一つの居場所を見つけました
先日のこと。
交流の場を広げるため参加した読書会で、「にげてさがして」を紹介しました。
すると、読書会に参加した方が、この絵本を買ってくれたとの連絡が!
自分の言葉が届き、しかもお金を出して買ってくれるなんて……
初めての経験で、とてもうれしかったです。
親である私も「にげてさがして」を通じ、この世界にひとつの居場所を見つけた気がしました。
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