【書評】八木沢里志「きみと暮らせば」。心温まる・やさしい・ほっこりした本・小説をお探しのあなたにぴったし!

マインド

日々忙しく過ごし、ゆっくりする時間がない本好きのあなた

こんな人におススメ
  • 心温まる小説が読みたい!
  • やさしい小説が読みたい!
  • ほっこりした小説が読みたい!

と思っていませんか?

そんなあなたにピッタシの本が

八木沢里志「きみと暮らせば」!

読めばきっと

本の魅力
  • 心温まる、やさしく、ほっこりとなれる原田マハの本が好きな人には絶対におススメ
  • 身近な幸せに気付くことができる

こと間違いなしです!!!

では早速、書評に移りたいと思います!

あらすじ

両親を亡くし、血のつながらない兄弟のお話です。

のんびりした兄としっかり者の妹が、性格は違いながらも、

お互いを心から思いやる様子に、心なごみます。

あらすじ

十年前、陽一の母とユカリの父が結婚し、二人は兄妹になったが、五年前に両親は他界。中三のユカリは義母のレシピ帳を参考に料理し、陽一は仕事で生活費を稼ぎ、支えあいながらの二人暮らし。ある日、庭先に猫が現れる。二人は猫を飼い主らしき人へ届けに行くのだが――。のんびり屋の兄と、しっかり者の妹が織りなす、陽の光差すような、猫もまどろむほのぼのあったかストーリー。(出典)徳間書店HPより

八木沢里志の優しさに溢れる文章力が素晴らしい

本作の素晴らしさは、なんといっても

八木沢里志さんの優しさ溢れる文章です。

1つ1つの情景描写が優しく、穏やかで、

じわーーっと心温まります。

原田マハさんの文章に近いのですが、イメージとしては

原田マハさんよりも、更にやさしさ・温かさがプラスされた感じ

私ごときが尊敬するのもおこがましいですが

文章を書く身として、憧れを抱いてしまうくらいに

文章のタッチがきれいです。

「あぁ、こんな風に日常を切り取れたら、世界は優しく見えるんだろうなぁ」

とつい思っちゃいます。

「幸せは身近にあるんだ」ってことに気づかされます

文章のタッチだけでなく、この本に込められているメッセージもとても素敵です。

妹のユカリは、作中で何度か

「幸せってなんだろう?」

と疑問に思います。

そんなユカリに対して、兄の陽一は次のように言います。

オレはさ、仕事を終えて駅から夜道を歩いて、この家に明かりが灯っているのを見ると、とってもホッとするんだ。

玄関を開けると、夕飯の匂いがふわりと漂ってきて、種田さん(飼い猫)が足元にじゃれついてきて、お前が台所で、おかえりって声をかけてくれる。

それだけで、明日もまた生きていけるって気持ちになる。

オレの言いたいこと、わかる?

陽一の言葉、本当に染みるぜぃ。。

本当にそうですよね。

幸せって、

お金持ちになるとか、出世するとか、世間からすごいと思われるとか

そういうのじゃなくて、

もっととても身近なところに、既にあるものなんだなぁと思いました。

健康であること、家族が笑顔であること、ご飯が今日も美味しいなぁと思えること、お風呂が温かくて気持ちいいなぁって思えること、お布団がふかふかで気持ちいいなぁって思えること

そういう身近で、やさしく、温かい幸せを大事にしようと思えました。

既に、幸せなんだなぁ、私は。

【まとめ】八木沢里志「きみと暮らせば」を読めば、心温まる・やさしい・ほっこりした時間が流れます

というわけで、 八木沢里志さんの「きみと暮らせば」 。まとめると

こんな人におススメ
  • 心温まる小説が読みたい!
  • やさしい小説が読みたい!
  • ほっこりした小説が読みたい!

と思う人には、どんぴしゃりではまると思います!

本の魅力
  • 心温まる、やさしく、ほっこりとなれる原田マハの本が好きな人には絶対におススメ
  • 身近な幸せに気付くことができる

ぜひご一読くださいね!

<おまけ>映画・ドラマ化するなら、どういう配役!?(勝手にキャスティング)

私はいつも小説を読むときに

「この小説、映画・ドラマ化するなら、どういう配役にするか」

っていうのを空想(妄想?)しながら、勝手にプロデュースします。

↑バッチし当てはまる役者を見つけると、めちゃくちゃ嬉しい+話がもっと楽しくなる

というわけで、勝手に私の中でキャスティングした俳優・女優さんを紹介します!

皆さんが妄想する際の参考にしてください!!

(俳優さんとキャラクターの年齢にズレがある場合は、勝手に頭の中で補正します。。年齢があっていない点、ご容赦を!)

勝手に配役
  • 陽一:田中圭(のんびりしたところが似合いそう!)
  • ユカリ:小松菜奈(世間に合わせず、でも根が優しいところ!)
  • 長谷川さん:長澤まさみ(さっぱりしてて、長身なところ!)
  • 長谷川さんの姉:倉科カナ(甘え上手そうなところ!)
  • 鹿野先生:水卜麻美(分け隔てなく人と接して、優しそうなところ!)

どうでしょうか!?

「全然ちがうしっ・・」とかの意見は受け付けません!

だって、私にはこの配役バッチりなんです!

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