3度の飯より、
「書く」のが好き!
そんなわたしは、
「すてきな文章」にであうと、
「あぁ、いい文章に出会えてよかったなぁ」
と気持ちが和らぎます。
でも、じつは、別の感情もわくんです。
「くやしいっ!」
「わたしだって書きたいっ!」と、
闘争心がメラメラ燃えてくるんです。
メラメラ燃えるのは勝手に燃えればいいのですが、
こころ動かす文章をどう書けばいいか、
見当もつきません。
文章の本も、いくつも読みました。
けれど、どうもうまくいかない。
「もしかしてセンスの問題?」
「努力してもどうにもならないの?」
燃えさかる火は、たちまちくすぶり……
そんな悶々とした日々を過ごしていました。
「模写」という修行法
そんなとき、
あこがれの「文章のプロ」
樺沢紫苑さんと山口拓朗さんが、
文章の修行時代に行っていた
「ある練習法」を知りました。
それが
「文章模写」です。
「師匠がやったのなら、わたしもやろう!」
わらにもすがる思いで、「文章模写」をやってみました。
ヨシタケシンスケさんの文を模写してみた
模写したのは、人気絵本作家の「ヨシタケシンスケ」さんのインタビュー記事。
こころ動かすメッセージを短い絵本で表現できる、
ヨシタケシンスケさんの文章の秘訣を知りたかったのです。
模写してみると、ビックリ。
1500字の短い文章のなかに、
「良い文章のポイント」が、
ふんだんに、
かつ緻密に、
おりこまれていることに気づきました
それはまるで、
ヨシタケシンスケさんの秘密の作戦ノートを、
こっそりと、見せてもらった感覚でした。
再現性のある技術を盗む
模写をするメリットは、
「再現性あるテクニックを盗める」ことだと思います。
模写していくと、
「なんかステキ」という
抽象的な印象が、
「◯◯だからこころに響くのか!」という
具体的な理解に変わります
具体性が増すと、再現できます。
「とにかく頑張れ!」って
精神論を言われるより、
「◯◯をこうして」って
具体的に言われたほうが、
実践できますよね。
だから、模写をして盗んだテクは、自分の文章に活かせるのです。
凡人でも、魅力ある文は書ける
こころを動かす文章は、
天才のなせる業とあきらめかけていました。
けれど、
凡人にも、こころに響く文章は書けます。
「こんな風に書きたいという人の文章」を、
「模写(マネ)」すればいいんです。
まずは、
あこがれの文章を探してみましょう。
みつけたら、
書き手の気持ちになり、
文章を模写してみましょう。
ちなみに、
わたしは以下を意識し、模写しました。
「学ぶ」の語源は
「真似ぶ」といいます。
魅力ある文をマネすることは、
最高の学習方法なのです。
あこがれの文を模写し、
自分にしか書けない文章力を身につけましょう!
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