樺沢塾の第10・13回動画『シオンの決断~人生を変えた5つの瞬間』の感想です。
周りと比較してしまうと、大好きなことすら、嫌いになっちゃう
私は書くことが大好きです。
だから昨年末から始めたブログやTwitterは、私の財産だなと思ってます。
そんな私でも、記事を書いていて、くじけそうになることがあります。
いざブログを始めてみると、まわりには海千山千の猛者やプロだらけ。
どうしてもその人たちと比較して、自分のしょぼさを感じてしまうんです。
- 「こんだけ時間をかけて書いても、これっぽちの完成度か…」
- 「時間をかけて、ブログを続ける意味があるのかな…」
そんなふうに感じてしまうことがあるんですね。
スープカレーの批評を書きまくった樺沢紫苑さん
そんな時に今回の樺沢塾の動画を見ました。
- 私の辞書に失敗はない、あるのはエラーだけ。エラーを積み重ねることで、成功に近づく。
- 情報は通貨。情報受信でなく、発信者になることが、成功の秘訣だ。
など、示唆深いアドバイスが沢山ありました。
そのなかでも、特に「樺沢先生のスープカレーとの出会い」は、わたしに勇気をくれました。
樺沢先生とスープカレーの出会いは2003年頃。
北海道でスープカレーのおいしさに目覚めた樺沢先生は、
スープカレーの食べ歩きとブログでの批評を始めたんですね。
10店舗レビューしたとき、一日の閲覧者数は、たったの30人。
10店舗カレー屋を巡って、批評記事を書くって、まあまあ大変だと思うんですよね。
しかも、当時はまだ、Googleアドセンスなどの収益化手段も整っていなかったとのこと。
多分、大抵の人はここでブログを辞めちゃうと思うんですよね。
でも、樺沢先生は批評を続けます。
100件カレー屋を巡り、そしてついに、
札幌市内のほぼ全てのスープカレー屋さん200軒をレビューしたんです。
その結果、
PV数は30PV/日から3000PV/日に上昇。
また、本の出版依頼もあり、『カレー50』『北海道スープカレー読本』を出版。
そして、スープカレーブームの火付け人として、テレビ出演も果たすんです。
好きこそものの上手けれ。
まさに「好き・楽しい」の継続が花開いた瞬間だったんですね。
好きなことを徹底的に極めたい
このエピソードから、私は「好きなことを徹底的に貫く勇気」を貰いました。
なんだか背中を押してもらったような感覚になったんですね。
この動画を見ていなかったら、
わたしも、カレー屋10件の批評で終わっていた人のようになっていたかもしれません。
もちろん樺沢先生が成功されたのは、努力・知識・才能が素晴らしかったからです。
このエピソードを一般化する事はできないと思います。
けれど、ようやく見つけた自分の「好き」を簡単に手放すのは、あまりにももったいないと思ったんですね。
「好きを極めていきたい」と思いました。
もちろん、実力不足は百も承知です。
でも、実力がないからといって諦めるのでなく、
足りない部分を、少しずつでいいので補っていきたいんです。
出来ない理由を探すのでなく、
出来るようになるための工夫と行動を積み重ねていける人になりたいんですね。
大切なのは、人との差ではなく、昨日の自分との差だと思います。
好きを大切に、昨日の自分から一歩でも、前に進み続けられる人になっていきたいと思います。
コメント