【話し方を変えれば、人と会うのが楽しくなる!】本『たった一言で印象が劇的に変わる!話し方ドリル』(神原智己著)の読書感想

読書・映画感想

本『たった一言で印象が劇的に変わる!話し方ドリル』(神原智己著)の読書感想です。

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▼この本は、もう一つ読書感想を書いているので、こちらも是非ご覧ください!

>【共感あふれる話し方のコツが満載!】本『たった一言で印象が劇的に変わる!話し方ドリル』(神原智己著)のレビュー・読書感想

▼この本の出版記念講演会にも参加しました。本に書かれていないテクニックの紹介も!ぜひこちらからご覧ください!

>樺沢紫苑さんもご登壇!本『たった一言で印象が劇的に変わる!話し方ドリル』(神原智己著)の出版記念講演会(2022.4.10)の感想

感情は、思っているだけでは伝わらない

正直に白状すると、

私はこれまで、話し方のテクニックを軽視していました。

そんなテクニックよりも、

相手を思いやる気持ちこそが大切だと思っていたんです。

でも、あるとき、

そんなテクニックの大切さを痛感する出来事がありました。

それは、Zoomでのオンライン会議のときです。

なんの気なしに、

参加者を画面上に全員表示してみました。

すると、ア然。。。

初めて会った人ばかりだったのに、

画面を見て、

「ほんの5秒」で印象がはっきりと分かれたんです。

具体的には、

笑顔で相槌を打ってくれる人に好印象を持ちました。

逆に、うわの空で、目線がキョロキョロしている人は、

「話に興味がないのかなぁ」と感じたんです。

でも、ふと思いました。

「もしかしたら目線キョロキョロの人は、

興味がないような印象を与えているだけで、

実は、本心ではものすごく興味を持っているのかも」と。

でも、目線をキョロキョロさせているだけで、

その気持ちが伝わらない。

それどころか、「興味がないのかなぁ」って印象まで持たれてしまう。

「気持ちは、内面に秘めているだけでは伝わらない。

表現して、外に伝えるテクニックを使うから伝わるんだ。」

そう痛感したわけです。

自分がされて嬉しい反応を、まずは自分がしてみよう

「これはいかん!

気持ちを持つだけでは、相手に伝わらないぞ!」

そこで、「話し方ドリル」に書かれたテクニックを、

手始めに実践しようと思いました。

具体的には、

自分がされて嬉しい反応を、まずは自分がしてみるようにしたんです。

ランダムな声の高さで「ハ行の相づち」

はじめに、

本に書かれている「ハ行の相づち」をやってみました。

「ハ行の相づち」とは、

相手の言葉に合わせて、

「ハー、ヒャー、フーン、ヘー、ホー」

みたいに、ハ行の一音をただ伸ばすというもの。

その一音に、喜怒哀楽を乗せれるように、

声の高さや伸びを意識して、発音するんですね。

「ハー↑」とか、「ホー↓」みたいな感じです。

やって数日、効果はすぐに感じました。

まず、

相手の気分がノッてくるのを感じたんです!

たくさん喋ってくれるようになったんです、

しかも、とてもイキイキした表情で、ワクワクしながら!

このテクニックは、

1音をただ伸ばすだけなので、

相手の話を遮らない点がいいんですよね。

また、相づちを打っているうちに、

自分もどんどんノッてきて、

会話がどんどん熱を帯びていくようになりました!

たった一言、「ハー↑」「ホー↓」というだけで、

こんなにも効果があるとは…

テクニック、本当に侮れません!

第一声で、推察した相手の気持ちをまず伝える

このほかにも、

「推察した相手の気持ちをまず伝える」

というテクニックも実践しました。

みなさんは、人と話すとき、

自分の意見を言うことばかり考えていませんか?

私はそうだったんです。

ときには、相手が話しているときでさえ、

自分が何を話すかで頭が一杯一杯…

相手の話をきちんと聴いていなかったんですよね。

でも、本書の次の一節を読み、

頭をガツンと殴られた気持ちになりました。

聴き手が、自分の感想を言ってしまったら、

話し手は、その言葉を受けて、

自分の話を続けにくくなってしまいます。

(中略)

話し手は、自分の話ができず、

欲求不満に感じてしまいます。

『たった一言で印象が劇的に変わる!話し方ドリル』P25から一部引用

本当にその通りだと思いました。

話し手からすれば、

まずは自分の話を聞いて、受け止めて欲しいんですよね。

それなのに、自分の主張ばかりされると、

  • 話をとられてしまったような消化不良感や、
  • 「何もしゃべれなかったなぁ」という疲労感・ガッカリ感だけが

心に残っちゃうんです。

「相手に申し訳ないことをしてたんだなぁ…」

と、これまでの自分の言動を反省しました。

そこで、相手に伝える第一声は、

「推察した相手の気持ちや考え」にするようにしました。

「嬉しかったでしょう?」とか、

「大変だったでしょう?」とか、

「頑張ったんだね」とか。

相手の気持ちを推察して、言葉にして伝えるようにしたんです。

これも効果をすぐに感じました。

相手の笑顔が増えたんですね!

「あー、この人ってきちんと話を聞いてくれるんだ」

という安心感を持ってもらえたんだと思います。

また、不思議なことに、自分の話を聴いてもらえるようになりました。

「お互いの話しっかり受け止めよう」という空気が生まれたんですよね。

おかげで、わたしもリラックスして話が出来るようになりました。

「相手の気持ちから、まず伝える」

それだけで、お互いが気持ち良いコミュニケーションが生まれる。

たった一つのテクニックの効果に、自分でもビックリしています。

人と会うのが楽しくなってきた

この本を読んで、一番変わったのは、

「人と会うのが楽しくなった」

ということです。

これまでは、人と会うのがあんまり好きじゃなかったんですね。

「相手は自分のことをどう思ってるんだろう…」って

いつも内心ビクビクして、不安でした。

でも驚くことに、この本の内容を実践することで、

人と会うのが楽しみになったんです。

それは、話し方テクニックを使えば、

「相手が楽しんでくれる」って、確信が生まれたからだと思います。

つまり、少し自信がついたんですね。

この本は、いまでは、

自分を安心させてくれる「コミュニケーションの御守り的な存在」

に、なってくれています。

まだ、本の内容を実践して、2週間程度。

だけど、そのわずか2週間で、

人と会うことに、楽しみを感じ始めています。

まさに、「たった一言」で「劇的に」効果が出る

そんなテクニックといえるのではないでしょうか。

話し方テクニックを通じ、人と会う喜びを教えてくれた

著者である神原智己さんに感謝申し上げます。

そして最後に、この本を手に取る方へ、

まずは本の内容を実践してほしい!

本書には、ドリルという形で、

相手がいなくても、話し方を練習できる工夫がされています。

実践して、効果を感じれば、自信がつき、

きっと人と会うのが楽しくなってくるはず!

この話し方ドリルを通じて、

人と人とのつながりに幸せを見出せる人が、ひとりでも増えますように。

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