「好きなコト」の中心に「暮らし」を置くのでなく、「暮らし」を中心に「好きなコト」と向き合う

マインド

今日は、音声入力でブログを書きたいと思います。
 
さて、突然ですが、
大好きなことでも、
やっていてきつくなること、
ありませんか 。
 
私は、
そういうことが、
しょっちゅうあります 。
 
例えば、仕事。
「この仕事で成長する!」と意気込み、
自ら手をあげました。
けれど、のめり込みすぎちゃって。
家族とご飯食べてるときも
「どうすればいいか」「こうしたらいいんじゃ」って、
心ここにあらず。
仕事のことばかり考えちゃったんですね。
結局、すごく心はきつくなりました。
 
他にも、情報発信 。
私は、
ブログや Twitter で、
想いを文章にするのが大好きです。
けれど、のめり込みすぎちゃうと、
ご飯の時も、寝る時も、
そればっかり考えちゃって、
「あー、休めてないなぁ」
と思っちゃうことがあるんですね。
 
好きなことなのに、自分をきつくしちゃってるなあと。
どうにかならないもんか、とよく考えます。
 
そんな時に、
心にとても響いた本があります。
 
それが、
原田マハさんの本『モネのあしあと』です。
 
印象的だった言葉が
「はじめに」に書いてあったので 、紹介しますね。
 

私は、かつて、アートの世界に身を置いていた。

アートコンサルタントやキュレーターを務め、

生活の中心にアートがあった。

いや、むしろあの頃は、

アートの中心に生活を置いていた、

といった方がいい。

 

仕事だから密に付き合う必要があったし、

アートとの付き合いは

いつしか「義務」に変わっていた。

力が入りすぎてぎくしゃくしていたかもしれない。

出張で美術館に行ったり、アートイベントを訪れたりしても、

どう仕事につなげていくか、

そればかりが気になって、

アーティストの気持ちに寄り添いきれてなかったようにも思う。

 

作家になってからは、旅をするときに、

ふらりと友達に会いに行くように

美術館に行くようになった。

もう、アートを見ることは仕事ではないのだ。

気楽に、肩の力を抜いて、

アートに「 会いに 」出かけよう。

 

そんな気持ちで接するうちに、

私の暮らしの中心にアートがやってきた。

『モネのあしあと』(原田マハ著 )P3~4から引用

 
 
この文章を見て、
「あぁ、なるほどなぁ」と、
心にグサッと刺さったんですね。
 
どんな楽しいことでも、
義務になっちゃうと、
頭ばかりが動いちゃって、
心が動かなくなっちゃいますよね。
 
「好きなコト」の中心に「暮らし」を置くんじゃない。
「暮らし」を中心に「好きなコト」と向き合う。
 
それが、好きなコトとの良い関係性なんだなと思いました。
どんなに「好きなコト」でも
支配されたら、
キツいんですよね。
 
私は書くことが大好き!
だから、
「書くこと」と良い関係性を続けていきたいです。

そのためにも、あえて、
「書く以外のコト」もたくさん楽しみたいですね。
 
 
感動するくらい美味しいもの食べたり、
じわ~っと心身を温める温泉につかったり、
カラオケでノリノリで熱唱したり、
平成JPOPのヒットソングでテンション上げたり、
「あざとくて何が悪いの」で「あるある~」って言ったり、
映画館のでっかいスクリーンに釘付けになったり、
おいしいコーヒーをまったり味わったり、
旅にぶらりとでかけ、非日常を味わったり、
妻や子どもの笑顔にほんわかこころ癒やされたり…
 
 
世の中には楽しいことが沢山あります。
人生を豊かにしてくれること、いっぱいあります。
 
だから、
1つのことに
執着し、
支配されずに生きていきたい。
 
いろいろなことを
何でもかんでも
「楽しむ」。
 
 
「好きなこと」中心に「暮らし」を据えるのでなく、
「暮らし」を中心に、
「大好きなコト」にたくさん向き合っていきたいです。

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